紅茶豆知識
紅茶は緑茶やコーヒーと比べると、実は一番簡単に美味しく淹れることのできる飲み物です。何故なら、緑茶のように種類によってお湯の温度を変える必要もありませんし、コーヒーのように時間をかけてドリップする必要がないからです。
沸かしたてのお湯、ティーポット(がなければ急須でもOK)、茶漉し(付きのポットもありますね)、カップ、(カップで淹れる場合は)蓋になるもの、そして良質の茶葉があれば簡単に美味しい紅茶を淹れることができます。
※ティーバッグの場合、お湯を最初に入れてから滑り込ませるようにして入れて下さい。※基本的に水道水を使用して下さい。外国産のペットボトルの水は硬度の高いものが殆どで色だけ濃く出てしまうので、使用しないようにして下さい。
紅茶は何故苦くなるのでしょう?
原因は3つほどあります。
(1)コーヒーは最初から苦いのであまり感じませんが、紅茶は冷えると苦くなるという性質を持っています。そのまま置いておくと苦くなります。熱々のうちに少しずついただきましょう。
(2)ティーバッグの場合、取り出す時にティーバッグを絞ってしまう。
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取り出す時は糸の部分を持って2〜3回湯の中で揺らしてから取り出しましょう。
(3)紅茶のカップの中にティーバッグが入ったまま、或いは一杯目を飲んだ後時間が経ちポットの中に紅茶が残っている場合。
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蒸らし時間が過ぎたらカップの中のティーバッグは取り出してください。またポットで入れた場合、残りの紅茶は時間の経過と共に苦くなるので、差し湯などしてお召し上がりください。
蒸らし時間はお好みでもありますが、基本的には1分半〜3分程度となります。そのまま置くと発酵度の高い紅茶ですととても苦くなります。
リーフの場合、茶葉が残ってしまいがちですが…
紅茶は1人分で2g。80g入りのものですと40杯分あります。つい面倒になってしまって…、そんなこともあるかもしれません。紅茶は発酵食品なので比較的鮮度が落ちにくいのですが、やはり開封後は3ヶ月以内にはお飲みいただくことが美味しく頂くコツかなとも思います。
そこで、(茶葉が大きく開くものはそのまま淹れて頂くのがベストですが)どうしてもという場合は、市販されているお茶パックをご利用ください。
(ティースプーンに軽く山盛りで)約2g ×人数分を150cc(〜180cc)×人数分のお湯で淹れてみてください。茶殻の処理が簡単です。
紅茶をさらに美味しくするには?
ティーポットで淹れる時には必ず蓋をしますよね。カップ等で淹れる場合も同じです。蒸らすことで紅茶の美味しい湯気を外に出さずにすみます。2倍いや3倍美味しくなるとお考えください。
アイスティーの作り方は?
グラスを用意し中に氷を入れておきます。そして、お好きな紅茶を人数分淹れます。
(紅茶が氷で薄くなるのがお嫌な方や後でミルクを加えたい方は、蒸らし時間を少し長くするか、お湯の量は変えずに茶葉の量を2倍にして淹れてください。薄い紅茶にミルクを注ぐとミルクの濃さに紅茶が負け、ぼんやりした味の紅茶になるからです。)
後は氷の入ったグラスに紅茶を注ぎ入れるだけ。お好みでガムシロップやミルクをお使いください。
※紅茶に入れるミルクとは所謂”牛乳”のことです。
※氷の入ったグラスに紅茶を入れると急激な温度の変化で白濁することがあります。これをクレム・ダウンと言います。
ロイヤルミルクティーの作り方は?
ロイヤルミルクティーは所謂和製英語ですが、水と牛乳と良質の茶葉さえあれば、美味しいミルクティーができます。
ティーバッグ・ミルク・水、茶葉(アッサム、ディンブラ、ルフナなどのミルクティー向きのもの)、そして小鍋を用意します。ここでは3人分(180cc×3)を作っていきます。
1. 小鍋に水・ミルク各270ccを入れ火にかける。
2. 鍋の周りに小さな泡が少し出てきたら沸騰する手前で火を止める。
3. 中にティーバッグ3人分を入れ、蓋をして3分蒸らす。
4. 後は三つのカップに注ぎ入れお好みで砂糖を入れる。
✼リーフ を使う場合は、予め茶葉をお湯で少し濡らしておくと良いです。注ぎ入れる時には茶漉しが必要となります。
紅茶時間は如何様にも変化して私たちの生活を彩ってくれます
いつものテーブルを少し片付けて花等を飾り、お好みのスイーツ、サンドイッチ等をお皿に綺麗にのせます。ちょっとおしゃれなティーポットで紅茶を淹れると、有名店での Afternoon Tea さながらの優雅な時間をお楽しみ頂けます。
更にお忙しいあなたには、読みかけの本等を片手にマグカップで淹れた紅茶とお好きなお菓子(時にはおせんべいでもOK)で、自分時間を楽しむこともできます。
最後に
私たちが毎日口にするもの(紅茶に限りませんが)は自然の恵みです。世界的な異常気象に伴いあらゆる植物は以前のようには簡単に栽培することができなくなっています。
紅茶はわずかな時間があれば簡単に作ることのできる美味しい飲み物です。どうぞ(超多忙な時は仕方がありませんが)数分の時間を惜しまずにご自分の手で淹れることが、世界で一番美味しい紅茶を淹れることとお考えいただければ幸いです。
