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【ティーカップのひとりごと 第21話『垣根を超えたお友達』】
2024年11月16日
私にはものすごく年上の友達がいます。
その方はご近所に住んでいるのですが、時折買い物に行く途中などにばったり出会い立ち話をするような間柄でした。
「時々デイケアセンターとか行くでしょ、でも、同じような人がいないのよ。私みたいに舅や姑と一緒に暮らしたことがある人なんていないの。ほら一緒に暮らすと気ばっかり使うでしょ。そんなこと、分からない人ばっかりなのよね」とおっしゃいます。
(なるほど…)
この方は近所にあまり友達がいなかった義理の母ともよくお話をしてくださった方でもあります。
我が家の事情をよくご存知だったこの方には、恥ずかしながら褒めて頂いたこともあります。
話が終わると「私たちは友達ね」と言って、必ず握手して別れました。
ところが、ここ3ヶ月ほどお姿を拝見することがありませんでした。11月に入っても T シャツ1枚で過ごせるような日が続き、時に雨が降ると蒸し暑くもあり、外出されることが減ったのかな?ちょっと具合でも悪くなったのかな?と心配していました。
そんなある日、お店を開けて20分ほどすると、お嫁さんと一緒にこちらの方に歩いて来られました。
「あっ、おはようございます!」
ゆっくり頷くとご自宅の方に歩いて行かれました。
ご主人を亡くされてからずっと一人でお暮らしでしたが、十年ちょっと前から大家族になり楽しく暮らしていらっしゃいます。
あー、良かった!
引っ越されたり、やんごとない事情で家を売らざるを得なかったり、様々な理由でご近所の顔ぶれもずいぶん変わりました。
年齢という垣根を超え一番長くお付き合いいただいているのはこの方です。
この地に住んで数十年。
Aさんは私の大切な“お友達“です。
これからも元気な姿を見せてくださると嬉しいなと思います。
