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ティーカップのひとりごと 第8話『続、午前11時を過ぎると黒服の美女は…』
2023年9月20日

美味しい町中華の店に行かなくなって8ヶ月以上が経ったある日、近くまで行く機会がありました。
ひょっとしたら料理人さんが替わっているかと思い 入店。得意の八宝菜定食を注文。
運ばれてきた料理を一口食すと、
やった!美味しさが戻ってきてる!と思いました。
同じお店に行っても、いつも同じ味の料理が運ばれてくるとは限りません。
料理人が1人しかいない場合大抵は同じような味の料理が出されますが、料理人が2人いる場合はどちらが料理するかにかかっていたりもします。
(遠方の有名なパティシエさんのシュークリームを最近頂きました。以前も何度か頂いたことがあり、その美味しさはお墨付き。でも、その時のはカスタードは粉っぽく…お弟子さんに技は伝わっていないのですね、というお味でした。それと、看板は変わっていなくても中身は”総取替え”みたいなケースもありますよね。)
気を良くした私は1ヶ月後再入店。
もう季節は夏になっており、冷やし中華を注文。これがもう美味しい!のなんのって。
夏の醍醐味って感じです。 充分味わいお店を出ようとふと入り口付近のテーブル席を見やると、黒服であるはずの美女様が涼しげな顔で座っているのです。
(第4話『午前11時を過ぎると黒服の美女は…』を参照のこと)
なんと、白と黒のボーダーシャツを着ているではありませんか!
おまけに普通サイズの食事なのです。得意の麺とご飯の2種類の料理は載っておらず、単品のご注文だったようです。
思えば、黒という色は人を謎めいて見せ、ましてやそれがレースだったりすると、美しい方は格段にその美しさを増すような気がします。
2回分の食事量がこの8ヶ月の間に彼女にどんな変化をもたらしたのか分かりませんが、健康のためにも 食べ過ぎはよくありませんよね…。
謎めいた彼女が普通の人に戻ってしまったような気がした、夏の日の午後でした。
