紅茶々葉専門店「Tiny Tea Garden(タイニーティーガーデン)」
東京都新宿区にて良質でリーズナブルな名古屋・えいこく屋紅茶店の茶葉を販売

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【ティーカップのひとりごと 第26話 『面目躍如』】

2025年6月28日

なんのために生まれて
なにをして生きるのか
こたえられないなんて
そんなのはいやだ!

朝ドラ『あんぱん』ご覧になっていますか?
前々回の『寅に翼』以来の朝ドラ鑑賞です。
主人公は漫画家やなせたかし氏夫妻。
“アンパンマン”は今や国民的アニメ。満を持しての登場といった感じです。

やなせさんといえば、サンリオが出していた「詩とメルヘン」をまず思い出します。
学生の頃哲学専攻の友人が愛読していた雑誌。
私はほとんど目を通したことがないのですがw,やなせさんの思いがたくさん詰まった読み物だったのだと思います。

そして、なんと私は実際に゙お目にかかったこともあるのです!
四谷3丁目近くにアンパンマンショップがありますが 、実は柳瀬さんは新宿区にお住まいでした。
私は区のある機関で、教養講座開催のための実行委員を足掛け7年ほどやっていました。
あの頃は私も若かった!まだやなせさんもお元気で、亡くなった奥様の話をされていました。
でも、お召しになっていた上着を左右に開くと内側にはカラフルな電飾がキラキラ。遊び心いっぱいの方でした。

朝ドラの進行具合は、戦争が終わりのぶさんの新たな職探しのお話の真っ最中。
それにしても戦争中の軍隊の描写はなかなかすごいものがありました。
軍隊では平手打ちは当たり前、食べるものもろくになく、食べ物をよこせと押し入った家で蒸し焼きにした卵を殻ごと食べるシーン、スパイとわかっていながら可愛がっていた敵国の子供に殺されてしまう日本兵のすがた、生きるか死ぬかの攻防戦もいろいろな形で描かれていました。

脚本を書いた中園さんはこうおっしゃっています。

「やなせたかしを描くことは戦争を描くことだ」と。

中園さんは子供の頃やなせさんと文通をしていたそうです。本当にやなせさんのことをよくわかった方が、ある種の覚悟を持ってお書きになっているということが伝わってきます。

流石!の作品だと思います。時にはこういう 生々しい描写も必要なのだと思いました。

そして、私たちは戦争の悲惨さを決して忘れてはいけないのだと心から思いました。

 

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